カトロンの異人―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈319〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
惑星レイトの過激派政党をひきいるマイチェタンは預言者の訪問をうけ、おのれの最期が近いと知らされた。まさにその言葉どおり、老指導者はヘルタモシュのレイチャ即位を阻止すべく、最後の戦いにおもむこうとしていたのだ。一方、友のヘルタモシュを援助するローダンはとほうもない計画をたてた。隣接銀河カトロンからきた遠征艦隊をでっちあげ、そのうえで、ナウパウム銀河の混乱をすべて収拾させようというのだが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺 広佐
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ふたりきりの戦争 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
第二次世界大戦末期のドイツ。戦争に行った兄は捕虜に、ナチスに反抗した父は捕らえられ、母は空襲で行方不明。ひとりぼっちになった十四歳のエンヒェンは農家に預けられ、その村で、占領地から強制的に連れてこられたロシア人労働者の若者たちと出会う。ドイツの敗色が濃くなってきたある日、男性の外国人労働者が村から連行されることを知ったエンヒェンは、ロシア人の少年セルゲイを逃がそうと決意、そのまま、ともに逃亡してしまう。人目を避けながら、セルゲイの故郷ロシアをめざして歩く二人。人々の裏切り、善意、おびえ、軍人たちの自決、押し寄せる難民―東へむかう二人が見たものは、戦争の中でむき出しになった人間の姿だった。飢えと疲労にさいなまれた二人も、生きのびるために、手段を選ばなくなってゆく。そして村を出て六十二日、ついに二人が出会ったのは…。
内容(「MARC」データベースより)
逃亡したロシア人少年とドイツ人少女が歩きつづけた戦下の62日間。それはふたりにとって、もうひとつの戦争だった…。極限状態の中で、国や状況を超えて2人の若者のあいだに芽生えた友情を描く、感動の一冊。
新潮クレスト・ブックス 遺失物管理所 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
婚約指輪を列車のなかに忘れた若い女性があれば、大道芸に使うナイフを忘れた旅芸人がいる。入れ歯が、僧服が、そして現金を縫い込まれた不審な人形が見つかる。舞台は北ドイツの大きな駅の遺失物管理所。巨匠レンツが、温かく繊細な筆致で数々の人間ドラマを描き出す、待望の新作長篇。
内容(「MARC」データベースより)
婚約指輪を列車のなかに忘れた若い女性、大道芸に使うナイフを忘れた旅芸人、入れ歯が、僧服が見つかる…。北ドイツの大きな駅の遺失物管理所を舞台に、巨匠レンツが、温かく繊細な筆致で数々の人間ドラマを描き出す。
テレビおじさん (単行本)
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内容(「BOOK」データベースより)
こんなことって、あるのかな。テレビのリモコンをおしたら、画面におじさんがでてきて、「ぼくと話したくなったら、青いボタンをおすんだよ。」っていうんだ。学校ではおちこぼれ、家では両親がけんかばかり。悩みはいっぱいあるけど、おじさんはいつでも話をきいて、なぐさめてくれる。オーストリアの人気作家のユーモラスで、ちょっとこわいお話。
影をなくした男 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「影をゆずってはいただけませんか?」謎の灰色服の男に乞われるままに、シュレミールは引き替えの“幸運の金袋”を受け取ったが―。大金持にはなったものの、影がないばっかりに世間の冷たい仕打ちに苦しまねばならない青年の運命をメルヘンタッチで描く。
鏡のなかの鏡―迷宮 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる,30の連作短編集.ひとつずつ順番に,前の話を鏡のように映し出し,最後の話が最初の話へとつながっていく.このめくるめく迷宮世界で読者が出会うのは,人間存在の神秘と不可思議さである.『モモ』『はてしない物語』とならぶ,大人のためのエンデの代表作.
内容(「BOOK」データベースより)
鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながって、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』『はてしない物語』とならぶ、エンデの代表作である。
カトロンの異人―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈319〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
惑星レイトの過激派政党をひきいるマイチェタンは預言者の訪問をうけ、おのれの最期が近いと知らされた。まさにその言葉どおり、老指導者はヘルタモシュのレイチャ即位を阻止すべく、最後の戦いにおもむこうとしていたのだ。一方、友のヘルタモシュを援助するローダンはとほうもない計画をたてた。隣接銀河カトロンからきた遠征艦隊をでっちあげ、そのうえで、ナウパウム銀河の混乱をすべて収拾させようというのだが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺 広佐
1950年生、中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
魔の山〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
平凡無垢な青年ハンス・カストルプははからずもスイス高原のサナトリウムで療養生活を送ることとになった。日常世界から隔離され病気と死が支配することの「魔の山」で、カストルプはそれぞれの時代精神や思想を体現する数々の特異な人物に出会い、精神的成長を遂げてゆく。『ファウスト』と並んでドイツが世界に贈った人生の書。
消去 下 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
家族の死を知らせる電報と告別式に至る数日間を描いた、独特の文体で綴られる長篇小説。主人公フランツ-ヨーゼフ・ムーラウが葬儀のために訪れる故郷ヴォルフスエックを描く章「遺書」を収録した下巻。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ベルンハルト,トーマス
1931‐1989。オランダのマーストリヒト近傍に生まれる。1957年に詩集『地上にて地獄にて』でデビュー、その後小説『霜』(1963)『石灰工場』(1970、邦訳あり)、自伝的作品5冊『理由』(1975)『地下室』(1976)『呼吸』(1978)『寒さ』(1981)『子供』(1982)などを発表し、独特の作風を確立する。戯曲家としても『しばい屋』(1985)『リッチー、デーネ、フォス』(1986)『ヘルデンプラッツ』(1988)など多数の作品がある。他に邦訳がある小説は『ヴィトゲンシュタインの甥』(1982)『滅びゆく者』(1983)。1970年にビューヒナー賞を受賞。20世紀のオーストリア文学のみならず世界文学を代表する作家・劇作家である
池田 信雄
1947年東京に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科教授。ドイツ文学・異文化コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
子ども時代の扉をひらく―七つの物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
おとなに傷つけられた子どもは「悪いのは自分」と思い込む。抑えつけた怒りは無意識のうちに残り、おとなになったその子は他人や自分を破壊してゆく。しかしかけがえのない子ども時代に目覚めるなら、過去のつらい現実と対決し真実の生を手に入れることができる。本書の7つの物語では、親子・友人・配偶者同士が真摯に語り合い、子ども時代に受けた傷、性的虐待からの癒しをさぐっていく。それに続く省察では、独裁者・教祖・クライエントを搾取する心理療法家がなぜ後をたたないのか、恐るべき人間支配のメカニズムに迫る。
内容(「MARC」データベースより)
子ども時代の苦痛と恐怖は人を躓かせ狂わせるが、愛情と尊敬は幸福の源泉となる。暴力、性的虐待、戦争で受けた心の傷を語り癒す7つの物語を紹介すると共に、新生児に心理的外傷を負わせる現代の医療技術に疑義を呈する。
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